山田 育矢, Ph.D.

ソフトウェアエンジニア、研究者、連続起業家
株式会社Studio Ousia 代表取締役Chief Scientist
理化学研究所革新知能統合研究センター 客員研究員
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English version is available here
2007年にStudio Ousiaを設立し、実用的な自然言語処理の問題に取り組んでいます。 最近の研究では、自然言語処理のシステムを構造化された知識で改善することに取り組んでいます。 人の役に立つ新しいソフトウェアを継続的に生み出し続けることを目標にして活動しています。

中学から大学院博士課程まで慶應義塾大学SFCキャンパスで学ぶ。武藤佳恭教授(現名誉教授)に師事し、博士(学術)を取得。

中学の頃からプログラミングをはじめる。高校ではWindowsの不便な点を改善するソフトウェアを開発し、オンラインで販売。その後、国際ウェブサイトコンテストThinkQuestに宇宙物理学のウェブサイト教材を開発し、応募。国内大会にて優勝、国際大会にて銀賞を受賞(掲載記事: インターネット白書)。

2000年の大学入学と同時にインターネットの基盤技術の研究開発を行う学生ベンチャー企業ニューロンを起業。情報処理推進機構(IPA)が実施した未踏ソフトウェア創造事業、次世代ソフトウェア開発事業からの支援をうけながら、Peer to Peer技術における技術課題である「NATトラバーサル」を解決する技術を開発(掲載記事: Internet Watch, 日経XTECH)。その後、同社をフラクタリスト社に売却し、NATトラバーサル技術を事業化(掲載記事: ITmedia, ZDNet, @IT)。

2007年に自然言語処理の研究開発を行うStudio Ousiaを共同創業。自然言語処理の基本的な問題である質問応答及びエンティティ抽出についての研究開発を推進。

開発した質問応答技術は、世界最高峰のAIに関する国際会議NIPS(現NeurIPS)2017で開催されたコンペティションにおいて世界最高性能を獲得。開発したシステムと人間の全米クイズ王で構成される6人のチームとの対戦が行われ、465対200のスコアで圧勝した(掲載記事: ITmedia, 読売新聞, TechCrunch, AI NOW, CodeZine)。NeurIPS 2020で開催されたコンペティションでは、6GB制約トラックにおいてFacebook AIに次いで準優勝、無制約トラックにおいてMicrosoft、Facebook AIに次いで3位と世界最高峰の研究機関と比する性能を獲得した。

開発したエンティティ抽出技術はトップ国際会議WWW 2015、ACL 2015で行われた2つの国際コンペティションにおいて連続して世界最高性能を獲得(掲載記事: BRIDGE, Techwave, TechCrunch)。2018年に公開したWikipedia2Vec投資ファンドBlackRock社のエンティティリンキングシステム金融情報サービス企業Bloomberg社のトレンド検出システム等、多数の企業や研究機関が標準的に利用するツールになった。2020年に発表したLUKEは5つの著名な自然言語処理のベンチマークにおいて世界最高性能を獲得。世界標準の自然言語処理ツールであるTransformersモデルの1つとして追加され、幅広いユーザに利用されはじめている(掲載記事: Ledge.ai, AI-SCHOLAR)。

What's New

著作

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書籍

ジャーナル論文

主な国際会議論文

受賞

講演

オープンソース・ソフトウェア

学術活動

Program commitee

ACL (2021), NAACL (2018, 2021), EMNLP (2020, 2021), AACL (2020), ISWC (2020, 2021)